子育て

コロナ禍の子育て|ロックダウンで学んだママが楽になるコツ

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コロナ禍になり、日本でも今まで当たり前だったことが制限され、大人も子どももストレスが溜まりやすい状況が続いています。

私が住むマレーシアでも、ロックダウンや厳しい罰則規制があり、なかなか大変な日々が続いていましたが・・・

5月からマスク着用義務、接種証明の提示廃止など、徐々に緩和されてほっとしています。

今回は2児のママである私が、マレーシアでのロックダウンの経験と、そこから学んだ子育てのコツをまとめました。

国を問わず日々頑張るママたち。明日からの子育てがラクになるヒントになれば嬉しいです。

contents

1. 厳しい規制の中で

  • 長いロックダウン、外出したら罰金
  • 「今ある」にフォーカスする
  • 夫との関係を見直す

2.山あり谷ありオンライン授業

  • わからないだらけのスタート
  • 慣れてきたけどサボってる?!
  • 先生からの呼び出し

3.相手にも自分にも完璧を求めない

  • 100点を目指さない
  • 他の子と比べない
  • 子どもと距離をとり、自分の時間をもつ
  • やらなくてもいい

厳しい規制の中で

長かったロックダウン、外出したら罰金

2020年3月〜今まで、さまざまな規制がありました。

家から出てはいけない・子どもは学校行けない・マスクをしなければ罰金・注射打ってない人は外食や娯楽禁止…

人生の中で、ここまで強制力を持って禁止されたことってなかなかありませんよね・・・。

移住してすぐ、ロックダウン中にジョギングをしていた日本人が逮捕されるというニュースもあり、”海外で暮らす外国人の自分”を強く意識しました。

「今ある」にフォーカスする

ただ制約に振り回されず、「今ある環境の中で、いかに自分と家族が機嫌良く生活するか?」という意味では、とても鍛えられたと思います。

外食やお出かけができない分、家族みんなでゲームやトランプをしたり、ゆっくり食事をする時間が増えました。

またおもちゃが少ないわが家でも、子どもたちはあるもので遊びを作ったり、いろいろな事に挑戦するので、すごいなーと感心しました。

勿論イライラする時も沢山ありましたが、穏やかな時間にふと幸せを感じたのも確かです。

ベランダで遊んだり、段ボール工作など色々作ってました

夫との関係を見直す

以前は出張が多くほとんど家にいなかった夫ですが、ロックダウン以来ほぼ在宅ワーク。

夫とも長時間過ごすことになったので、喧嘩が増えるかと心配でしたが・・・。

何気なく考えていることをすぐシェアしたり、今まで以上に本音を言えることが増え、関係を見直す機会にもなったと感じています。

勿論言動が目についてイライラすることもありますが、逆に良い面にも気づけるようになりました。

山あり谷ありオンライン授業

特に大変だったのが、子どものオンライン授業。

ある日突然始まり、不定期で学校に戻る。数ヶ月続いた時には、さすがにメンタルにこたえました

わからないだらけのスタート

初めはシステムの使い方も、英語にも慣れていないので、とにかく大変でした。

子ども二人の時間割を把握して、授業時間に声をかけ同時に課題を見ること。

娘(Y1)の授業は、私でもわかるレベル英語で遊び要素も多いのですが、3年生(Y3)息子の授業は英語そのものが難しく、私も翻訳しながら理解するのがやっとでした。

慣れてはきたが、サボってる?!

徐々に慣れてくると、息子は1人で授業を受けられる様に。

私も娘に集中できたので楽になりましたが、のちに「授業聞いてない、課題やってない時がある」と発覚…

理解できない時、英語が未熟で自信もないので、質問したり対処ができずにいたのです。

先生からの呼び出し

先生からのメールで、面談をすることになった我が家・・・オンラインですが。

この時の担任の先生とは厳しさもありつつ、息子の頑張りや変化もよく見てくれていました。

何ができて、何ができないか?困った時の対処など、先生と親子で何度か話し合う機会になり、結果的によかったなと感じています。

相手にも自分にも完璧を求めない

100点を目指さない

娘は相変わらず、英語のサポートが必要でしたが、意味を説明してあげる程度になりました。

私も、課題は完璧じゃなくても「自分で取り組む」ことにフォーカスして、間違いをいちいち指摘するのをやめました。

他の子と比べない

そもそもインターに通う子供たちは、国籍も英語力も本当にバラバラで、一人一人違うのが当たり前。

というか、同じ日本人であっても学力や性格はみんな違いますよね。

わがこも入学当初ほとんど英語の読み書き、会話はできない状態でしたが・・・

どの先生方も子どもの「今」や「個人」を見てくれ、良いところや頑張りを沢山褒めてくれました。

そんな先生と接するうちに、子どもたちも私自身もだんだん力が抜けていきました。

子どもと距離をとり、自分の時間を充実

あまりにも長く続くオンライン授業・・・。

私は子どもにつきっきりでイライラしてばかり。

心身ともに疲れて「気持ちとカラダを整えて、自分の時間を充実させよう」と切り替えることにしました。

子どものサポートは必要なときだけにして、子どもから離れる時間をとりました。

そこで始めたことは、一人で近所を散歩、ヨガや軽い筋トレでカラダを動かすこと

そして、自宅でできるライターの仕事に挑戦してみる、似顔絵モニターを募集する、描いたことのないジャンルの絵を描くなど、気になってたけどやったことのない事にチャレンジしてみました。

今でも散歩や運動は習慣になってますし、ライターはまだまだ勉強中ですがやってみると面白くて、このブログをつくるきっかけにもなり、この時の行動が今につながっています。

やらなくても、最小限でもいい

子どもに100点を求めないと同じように、私=ママ自身にも完璧を求めない他のママと比べない様に意識。

料理がしんどい時にはデリバリーを利用したり、1品だけでもいいし、やりたいと思えば凝ったものを作る。

掃除も頻繁に丁寧にしなくても、気づいた時にすればいい。休みたい時はゴロゴロしていい。

そうやって、自分に許可を出してあげるだけでも、ラクになりました。

誰も監視してないのに、疲れていても自分で自分に「やらなきゃいけない」と強制していたんだなと実感しています。

まとめ

日本でも海外でも、全ての規制がなくなったわけではありませんし、それぞれの国で違う大変さがあるかと思います。

できればもう体験したくないし、どんどん良い方向へ向かってほしいですが・・・

この生活で学んだり身についたことは、これからの子育てにも生きると感じます。

あなたがこの期間、気づいたことはなんですか?

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りな

りな

マレーシア在住、2児の母。 主婦 兼 イラストレーター&MCS認定コーチ。人目が気になる、子どもや夫にイライラする日々→コーチングを学び軽やかに・子育て漫画で発信→英語初心者だけど海外移住。詳しくは自己紹介へ。

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