マレーシアに移住して数年、ついに日本食をふるまう機会がやってきました!
と言っても、子どものインターナショナルスクールのイベントで、1品ずつ持ち寄るだけですが…
「日本らしくて、海外の人が好きな日本食ってなんだろう?」
と悩んでいたところ、たくさんのコメントを頂いたのでこちらの記事にまとめました。
本当にありがとうございます!!
日本に住んでいる方でも、海外の方に食事を振る舞ったり、お土産を渡すときの参考にどうぞ。
インター校の行事、ホームパーティーなどの機会に
現地にお勤めの方(日本でも外国人がいる場合)は職場で、または友人とのホームパーティーなどでもちよる機会があるようです。
わがやの場合は、マレーシア移住で子どもがインターナショナルスクールへ通っています。
様々な国の生徒がいるインターでは、普段の授業でも海外や外国の文化について学ぶ機会も多いです。
我が子のイギリス式インターでも、例年インターナショナル・デイ(行事名は学校によって色々)があります。
私が移住してからは、コロナ禍で一度も経験しませんでしたが、ついにその時が・・・!!
この日は、それぞれが自国のおやつや料理をもちよって食べたり、各国の文化を体験することができます。
例えば、伝統的な踊りを披露したり、アートを体験したり。(昨年は、中国人の親御さんから習字を体験していました)。
親の参加は必須ではなく任意。見えない圧力もありません笑。
学校によって規模も方法も様々なので、親も丸一日参加する場合もあれば、親は食べ物を持参するだけの場合も。
外国人に好評の日本食は?
我が子のインターは日本人がほぼいません。
せっかくなので「日本の食べ物を知ってもらいたい!」と、自然と使命感が・・・。
何がいいかあまり思いつかなかったのですが、海外経験豊富な方を含め沢山いただいた意見をシェア!
一番人気!?お寿司編
- 巻きずし
- ちらし寿司
- いなり寿司
- 八幡巻き
やはり日本といえばお寿司!
海外の方にもわかりやすいし、手に取りやすいかもしれませんね。
「すしのこ、すし太郎などの素を使うと簡単に作れるよ」と教えていただきました。
「ちらし寿司よりも巻き寿司の方が好評だった」という意見も。
おやつ(和菓子や市販のお菓子)編
- みたらし団子、大福
- たい焼き、どら焼き(ホットケーキミックス使用)
- 抹茶味のスイーツ(スコーンなど)
- キットカット(抹茶味など)
- ポテトチップスのりしお
- ラムネ菓子、せんべい
- うまい棒(ノンハラルのため注意だそうです)
おかし系は簡単にできるものや買うだけでOKなものも多く、子どもは喜ぶかなと感じます。
「頑張って練りきりを作ったけど不評だった」という方も。
おかず・ご飯編
- 唐揚げ(醤油味)、天ぷら、コロッケ
- たこ焼き、お好み焼き
- 日本のカレー
- 親子丼、肉じゃが、枝豆
- 焼き鳥、てりやきチキン
個人的に一番意外だったのが、日本のおかず!
スパイスたっぷりのカレーや、美味しいチキンがあるマレーシアで、日本のカレーや唐揚げが好評だとは!
お寿司やお菓子と違い、家庭料理はお店で食べる機会も少ないので新鮮かもしれませんね。
ただ年齢や人によって好みも違うので、万人に受けることを考えすぎなくてもいいのかなと思いました。自分も楽しくないとね。
気をつけるポイント
宗教的な配慮(ハラル対応か)
海外・特にマレーシアで配慮する点は、ハラル対応であること。
ハラルとは、イスラム教信者(ムスリム)の方が食べることができる食品のこと。
代表的なものとして、豚肉やお酒を使用したものは食べたり触れることができません。
市販品を買う場合は、国の認証機関が認めた「ハラル認証マーク」のついているものだと安心です。
傷みにくい、持ち運びやすい
年中暑いマレーシアでは、ナマモノなど傷みやすいものは注意が必要です。
例えばお寿司にも生の魚介類は使わず、スモークサーモンや茹でた海老、卵やアボカドなどがおすすめです。
メニューによっては保冷剤・保冷バッグの使用も忘れずに。
自宅から学校へ持っていくため、運びやすいことも重要。複数人で協力できれば良いのですが、今回は私1人。
こぼれにくく、楽に、まとめて運べるものにしようと思いました。
苦手なら無理しない
「せっかくの機会なので手作りしようかな」と思いますが、私はあまり料理が得意ではありません…
おいしいものは好きだけど、できるだけ時間も手間もかけたくはない!!
ということで、簡単にできることも私にとっては重要ポイントです。
また、マレーシアにも日本食のお店はたくさんあるので、ケータリングを利用したり、お菓子を買ってくるでも良いと思います。
手作り=良いとは限らないし、特に子どもは市販のお菓子は嬉しいのでは。
他にも同じ国の方がいる場合は協力したり、得意な方と一緒に準備するのも手かもしれませんね!
まとめ
自分だけではあまり思いつかなかったのですが、沢山のコメントをいただき本当にありがたかったです!
インターのイベントに限らず、家で作ったり、おもたせにも活用できそうですね。
でも結局大切なのは、相手を思う気持ちかなと。
相手の宗教や文化にも配慮することで、こちらも学ぶことが多いなと感じます。
自分が楽しいと思える方法で、そこまで頑張りすぎなくても良いのかなーとも思います。
実際の経験談もまた追記でレポしたいと思います!